《人生を生きるための「心構え」について》
☆人生は【私】自身の考え方が社会生活において体現したものです。
☆人生は考え方、つまり「心構え(ものの見方・考え方)」によって決まるのです。
私たちは多くの能力を持っていますが、その持っている力の一部しか発揮できないのは、技術や知識が不足しているからだけではなく、心の持ち方に影響されているからかもしれません。
もし考え方を少し変えることができれば、家族や職場、地域社会における人間関係や、成功を目指す取り組み、心の健康、仕事への意欲などあらゆる面で、あなたに大きな可能性をもたらすはずです。
あなたは、心の中の【私】の考えに基づいて自分自身の世界を作り上げているのです。
人生はすべて自分自身の手で行います。
時には観客であったり、時にはステージに立つ演じ手であったりしながら、人生を生きているのです。
さて、「【私】はどんな存在なのか?」ちょっと考えてみてはいかがですか。
■【私】はあなたを立たせることも倒すこともできます。味方にも敵にもなれます。
成功も失敗も【私】次第です。
■【あなた】の感情や行動も【私】がコントロールしています。
【あなた】を笑わせ、働かせ、恋をさせるのも【私】です。
【あなた】を惨めにし、落ち込ませ、やる気を失わせたり、弱い気持ちにさせたり、病気にすることも【私】がします。
■【私】は重い足かせにも、ストレスを生む重荷にもなります。
■【私】は未来に向かう強力なエネルギーにもなります。
■他の人が【あなた】の行動を見れば、【私】が大きく成長していくのが分かります。
■【私】を取り除くことはできません。ただ、置き換えることはできます。
【私】は【あなた】自身なのです。
【私】をもっとよく知ってくれませんか?
■【私】は文字で記録したり、強く記憶にとどめなければ永久に失われます。
書き留めてそれを実行することで、はじめて【私】は【あなた】の人生の基盤になります。
■【あなた】はどんなときに感動しましたか?
何が原因でがんばって夢や目標に挑戦しましたか?
その力をこれからの人生に活かしてみようと思いませんか?
ここで言う【私】はあなたの内なる【あなた】自身なのです。
あなたの内なる【私】について見つめ直すことは、あなた自身を知る良い機会となるでしょう。
1.人生を豊かにするコミュニケーションの技術
○サインを集める(相手のサインを受け取る)
言葉はもとより、表情やしぐさによって人は自分の考えや思いを伝えています。
○自分のコミュニケーションの特徴を知る
人にはそれぞれコミュニケーションの取り方に違いがあります。
その違いは時に、相手に伝えたいことが上手に伝わらないこともあるのです。
話すスピードや語調の強さなど、相手が受け入れやすいペースにするのも大切です。
○聴き上手になるために、相手の言葉を相手に寄り添って心から理解しようとする
◇アイ・コンタクト(目をそらさない)
[凝視すると相手も威圧を感じます。視線を両目と鼻の三角地帯に置くのもおすすめ]
◇関心を持っていることを態度で示す(時には身を乗り出す)
◇質問をして相手の話す意欲をかきたてる(オープンな質問をする)
[5W1Hについて聞いていくこともよい方法です]
[「はい・いいえ」で応えられてしまう閉ざされた質問は、話を限定してしまいます]
◇心から聴く(事実とともに感情も受け止め、感じたことを伝え返す)
◇フィードバックする(「こう理解していいんですね?」といって話の内容を繰り返す)
○話を心を込めて聴くポイント
■聴きたいと思うこと(この人の話を聴きたい、どんな人生を送ってきたかを知りたい)
■聴き上手のようにふるまうこと
■反応を態度で示すこと(事実・感情の繰り返し)
■おしゃべりはやめること
■相手の気持ちをくみとること
■疑問や不明なことについて質問し明らかにすること
■話の内容に関心を向けること
■相手を見ること
■微笑むこと
■気が散らないようにすること
■話の要点をつかむこと
■コミュニケーションの責任は聞き手にもあること
■相手そのものではなく、起こった事実・考え方・感情に反応すること
■聴く速さと話す速さの違いを利用すること
■話し手の反感を買わないこと
■せっかちな判断を避けること(勝手に決めつけない)
[相手の立場に立って受け入れることがまず大切になります]
[私基準はまず脇に置いておきましょう]
しっかり最後まで聴いてくれた人の助言は、大きな力になるでしょう!
■聴いた内容を「こういうことなのですね」と返し、聴いていることを示すこと
■人の話を聴くのは楽しいことです!
[あなたとは違う相手の考えや思いを聞かせてもらうことは、新しい発見なのです]
2.コミュニケーションにおける聴き手の役割
○グループコミュニケーションのリーダーとして心得ておくこと
グループコミュニケーションを進める上で、リーダーの役割は、メンバーの意見を求めたり、ディスカッションをリードする役割を担います。
話し合いを盛り上げたり、人前で話すのは苦手という人もいるでしょう。
こうした気持ちが起こるのは、人が自分に好印象を持ってくれるためには、話し上手でなければならないと思い込みをしているからかもしれません。
ところが、自分が話すのではなく、相手に話させることができれば、
□相手はあなたにもっと好意を持ちます
□相手はもっと喜びます
□相手の意見や行動がもっとわりやすくなります
□相手は一段と成長します
相手の発言を誘い、話し合いを上手にリード-するために、簡単なルールがあります。
①「自由な形で答えられる質問」をして思いを聞き出しましょう(開かれた質問)
②答えを待ちましょう(沈黙は思考の時間と考える)
③誰もが参画できるように発言の機会をみんなに与えましょう(全員の意見を引き出そう)
④本筋からそれないようにリードしましょう
⑤発言をほめましょう
⑥できるだけ傍観して話を聴きましょう(まず相手の話を聴くことに集中しましょう)
⑦要点をつかんでまとめて、「こういうことでしたよね」と返してあげましょう
⑧聴き上手はまず論旨を聴き、細かい点を後回しにするよう工夫しましょう
○聴き手について考えてみましょう
①聴き手が上手かどうかの決め手は、聴き手の心構えです。
・聴こうと努力しなければなりません。
・聴く態度に、あなたがどう思っているかが表れます。
◆あなたはこのような相手の場合、どのような心構えを持ちますか?
・嫌いな人
・意見の合わない人
・退屈な人
・わくわくするほど楽しい人
②上手な聴き方は、良い人間関係を築く基礎だといわれます。
相手の自尊心を満足させ、思う意を交換しお互いを理解できるようになるからです。
③聴き方の次第で、話し手の「自己イメージ」がよくなったり傷ついたりします。
④相手に大きな影響力があるのは、話し方より聴き方なのです。
聴き方の上手な人には、心から思いを話したくなります。
⑤人は聴き方で評価されます。
あなたは、あなたの話を聴いている相手の態度を見て、その人の知性、パーソナリティ、あなたに好意的か、将来活躍しそうか、などを判断できますか?
3.コミュニケーションにおける心構え
上手な聴き方の基本は、聴こうとする心構えなのです。
相手にわかってもらうためには、理解してもらおうと努力することや、コミュニケーションには限界があることを知っておくことも大切なことです。
○コミュニケーションを妨げる最も大きな壁は相手が当然分かってくれると思い込むことです。
むしろ、分からないと考えるのが当然かもしれません。育った環境や経験も違うのですから。
○人は胸にたまった思いをすっかり吐き出したいという気持ちにかられることがあります。
否定的なことに限らず、何かを成し遂げた喜び、人生の冒険、昇進、個人的な成果、家族に対する誇り、思いついた素晴らしいアイディアなども、人に話したいと思うものです。
こういう気分のとき、反対されたり、批判や助言をはさまれたり、議論になったリ、さえぎられたり、細かい点にこだわって本筋からそれたりするのは嫌なものです。
『聴いてください。考え方や気持ちを打ち明けたいのです。自分を見直したいのです。はっきりと上手く話せないかもしれませんが、ちょっと我慢して聴いてほしいのです。ご意見はそのあとでお願いします』とその人は言っているのです。
○このように思っているときに、相手の人が次のような態度を示したら、あなたはどのように感じるでしょうか?その思いを素直に伝えてみる方法を考えてみましょう。
・とても忙しそうだったら?
・説教や忠告を始めたら?
・話し出した途端反対したら?
・話を横取りしたら?
・聴き手になってくれなかったら?
○次のような人が話すとき、あなたは聴き手になっていますか?
うまくできていないとすれば、どうしてなのでしょう?考えてみてください。
・夫や妻(人生のパートナーとして)
・息子や娘(家族の一員として)
・部下(職場の仲間として)
・協力企業の人(同じブランドのもとに働くメンバーとして)
・友人(心を許せる仲間として)
・初めてあった人(一期一会、新しいを喜んで)
・恋人(素敵な時間を過ごす相手として)
○親しい人が話しをしたがっている時に聴き手になってあげないと、
コミュニケーションが上手くいかなくなり、人間関係がギクシャクするといわれます。
人間関係がギクシャクした経験はありませんか?
ぜひ【私】自身を見つめなおしてみましょう!
何かが変わって見えるかもしれません。
○ある調査によれば、結婚生活が上手くいくかどうかは、
夫婦の会話の量と深い関係があるといいます。
会話の多い夫婦ほど幸せな夫婦ということです。
職場の人間関係はどうでしょうか、これを機会に見直してみましょう!
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