2003.4.25

 

「元気の出る職場づくり」に向けた構成詩の活用方法等の紹介

 

 『構成詩』は、職場の中に巻き起こっているさまざまな人間関係における問題について、「東京ガス人権啓発推進リーダー」の

みなさんを中心に、職場の実態を反映したシナリオを作成し、そのシナリオを、詩を朗読するように参加者に語りかけるものです。

参加者は、その語り掛けをとおして、職場の実態を心の中でイメージし、問題意識を高めるとともに、もっと素晴らしい職場環境づくりのために具体的になすべき事を想像してもらう取り組みです。

シナリオの構成は、ナレーターによる場面設定から始まり、職場の仲間たちの日常の会話、当事者の心の中の思いを語る陰の声、ナレーターによる問題提起と改善策の提言から構成されています。

この『構成詩』による研修は、寸劇と異なり、淡々と読み上げる職場での日常生活場面に、参加者自ら色を付け、問題を探り、どの様な職場環境にしたらよいかを思い巡らす効果が期待されます。

まさに「詩」を朗読するがごとく、一つ一つの言葉を大切にしながら、ゆっくりと語りかけるように朗読することを心がけます。

思いがゆっくりと参加者の心の中に染み入るように語り掛けるのです。

ぜひ皆さんの職場における問題をシナリオ化し、みなさんの職場での「元気の出る職場づくり」のための研修に活用していただくことをお勧めします。

きっと人権問題を身近な問題として捉えるための人権研修として大いに役立つはずです。

 

 

『人権&コミュニケーション・ホームページ』でご紹介している『構成詩』

 

○ 職場におけるマナー

○ 電話でのコミュニケーシ

○ 産休・育休と職場の協力体制

○ 家族に優しい企業

○ セクシュアル・ハラスメントをなくす取り組みは私たちの力となるのです

○ アフターファイブの懇親会は誰のため

○ あなたは、部下の話をしっかりと聴いていますか?

○ 病気・怪我・感染症とプライバシー

○ 私たちの仲間・家族と部落差別

〇 公正な採用選考と企業における人権意識