見方を変えれば

 

一見マイナスに見える事も、見方を変えればプラスとなる。

 

よく言われる『プラス思考』と『マイナス思考』、残ったパンを見て、「もうこれだけしかない」と思うか、「まだこんなにある」と思うかの違いだ。

 

いつもプラス思考が正しいとは限らないが、多くの人がひとつの方向に思考が向かっている時、あえてその逆を考える、天の邪鬼と思われようが、可能性を探ってみるべきである。

 

プラス思考がいいという根拠

 

「プラス思考」は、快感を伴う興奮状態を生み出す。

 

その状態は、脳波にα波が現れ、脳内ではβエンドルフィンが分泌される。

 

さらにA10神経が刺激され、記憶力もアップしている。

 

それを保ったまま事に励むと、海馬における電気刺激が盛んになり、蛋白質が合成され、神経細胞の結合が強固になる。筋肉トレーニングの様なものだ。
スポーツ選手が「できる!」と思って競技に臨み、その通りになる事が多い。

 

単なるプラスイメージの効果ではない。脳が活性化し、運動能力を普段以上に高めているのだ。難しい場面でも、脳がそれをこなす事ができる様になったので、実現されたのだ。
ただし「楽観論」とは違う。楽観する事は、現実の危機に気付いていないか、気付いていても目を背けるかの、逃避をベースにしている。現実を踏まえた上での、プラス思考が要求される。

 

メモをとるなら

 

話しを聞くとき、手には既にペンを握っている状態でいよう。

 

いい話しがあったら、アドバイスをいただく、クレームやお褒めの言葉をいただく時に、ただ腕を組んで聞いているだけ、うなずいているだけでは、相手は即座に「この人はダメだ」と思います。

 

相手にとって大事なことは、自分の言う事を聴いてくれているという安心感です。

 

人の心がわからない人、つかめない人は成功しない

 

豊臣秀吉の逸話である。ある年の秋に松茸が豊作と聞いた秀吉は、家臣に「松茸狩りをする」と言った。しかし、時期がすでに遅かったので、家臣達は、松茸を買い集め、植え直す事にした。当日、正直な家臣が、植え直したものと、言ってしまったが、秀吉は笑って「わしは生まれが農民だから、一目見れば植え直したかどうかぐらいはわかる。(植え直しは)わしに喜んでもらおうとする忠義の表われだ。」と言い、褒美に松茸を皆に分けさせた。
心を察し、善意を汲み取り、黙って騙された振りをする。気が利く人だったからこそ、家臣がついてきて、天下統一という大事業を成し遂げられたのだろう。現代にも通ずる話しである。

 

PDCAのサイクルを確立しよう

 

生産現場における品質改善を目指した「PDS」(Plan Do See)をモディファイし、開発技術部門や事務部門に適用できるようにしたのが、「PDCA」(Plan Do Check Action)である。

 

物事を効率良く進める事ができ、問題点も把握しやすくなり、また、計画の変更等も見通しが良くなる。

 

次の計画のための足掛りも得る事ができる。活用しよう!

 

Plan  [目的・目標の設定と計画を立案] 具体的な手順や方法、必要ならば調査を含む計画を立てる。

 

Do   [目的の達成、計画実行] 計画に従って、必要な事項を実行する。後の検証や修正の為に記録をとりながら進める。

 

Check [点検、監視、測定、修正] 計画と進行状況を照らし合わせ、予定通りになっているかを評価する。

 

Action [報告、対策、見直し] 計画の進行状況と問題点をあげる。成果があがっていない場合は、計画の見直し、対策を錬る。

 

大切なコラボレーション

 

コラボレーションとは、「協力」「提携」「共有」といった意味だ。

 

現代では、あらゆる関係において、コミュニケーションより一歩進んだコラボレーションが求められている。
双方の考えを、たがいに納得してもらい、意思の疎通をはかり、協力し問題の共有をして行動するのだ。

 

愚痴をこぼしているだけでは、何も進まない。

 

無駄を取り除いただけ

 

経常利益を上げるには、冷徹なコストカットをすればいいというものではない。簡単にできて、且つ利に適った事を続けるだけで、無駄を排除できる。経営は家計簿と同じで、入るお金より、出るお金を少なくすればいいだけだ。無駄は社員に負担をかけなくても見つかる。会社から鉛筆をもらうより、給料が上がった方が良いにきまっている。

 

社員の意識を変え、自発的に考え行動するようにするのだ。

 

 

 

上機嫌は気乗りを呼び込む

 

上機嫌な人の持つ力は、そのままパフォーマンスに直結する。爽快感を持って仕事ができる。熱気が周りの人をも巻き込む。
仕事のできる人ほど、人間的にも気配りの出来る人であることが多い。

 

その為、尊大に振る舞ったりしないので、可愛がられる。この様な人は「こんな人と一緒に仕事をしたい」と思わせるものだ。
どんなことでも労を惜しまずやる、エネルギーの出し惜しみをしない、というテンションが身体からにじみ出ていると、表情も明るい。このハイテンションな状態は、仕事を好循環に導く。

 

情報と心理状態はセットにして考える

 

情報とは、扱いによってその姿を大きく変えるものである。

 

相手に利益を得られると思ってもらえるようにできたなら、相手と自分の関係は良好なものになるだろう。

 

実際の能力は、出会ったばかりの相手にはわからない。だから、雰囲気等で好印象を与えるしかない。

 

これも一種の情報戦である。自分も"イケル"と思ったからこそ、アプローチをしたのだから、相手も"イケル"と思えば、あなたにも利益をもたらすことだろう。
交渉の席でも、「自分と付き合ってもらえれば、いいことがありますよ。」という雰囲気を出せるかが、取引につながるかを大きく分けることになる。

 

また、その時点で話しにあがっていることに集中するのか、長期的に便宜をはかった方がいいのか、仕事のみで付き合うのか、世間話しのひとつもした方がいいのか、相手を意識して進めていこう。

 

気が付く

 

気が付かない、ほったらかしになっているというのは、その人やその物に、愛情がないか、興味がないか、いずれにしても、全く関心がないということである。

 

あなたの周りを見つめ、関心を持つことで、あなたとあなたの周りが幸せになることだろう。

 

致命的なミスでも、本気でぶつかれば、どうにかなる

 

仕事が万事順調に進めば問題ないが、ときには失敗することもある。

 

その時、当然説明責任が発生するが、説明に気持ちが入っていなければ、全く意味がない。

 

しかし、突然、気持ちなど入れられるものではない。日頃からその仕事に打ち込んでいなければ、悔しさ、無念さ、恥ずかしさ、熱意なんて伝わらない。

 

普段から「あいつがダメだと言うなら仕方がない。」と言われる様にしよう。

 

そして、失敗 したら本気でぶつかろう。

 

目標をクリアすると自分はどう成長できるか

 

一人一人の目標を積み上げたのが、業績になるので、大切である。

 

しかし、会社が与える目標とは、会社が勝手に決めた数字にすぎない。とんでもない目標が与えられたりするが、自分に振り分けられた目標が大きいか小さいかの差でしかないので、考え込んだり、不安になるべきではない。受け入れよう。

 

そのうえで、目標をクリアすることで自分自身がどう成長できるかを考える。

 

戦略や戦術を考え、自身が持っている知恵や行動力をフルに発揮させ、足りない部分は、新たに学ぶ事も必要だろう。それがあなたの成長に結びつくのだ。

 

目標はあなたを成長させる手段であってゴールではない。目標をうまく利用し、乗って成長しよう。

 

迷わない

 

迷ったり、考え込んだりしていないだろうか。

 

ゴールをしっかりと描かない事には、何をすべきか明確にならず、いたずらに時間が過ぎていくだけだ。

 

一度、ゴールを明確にし、それから問題点を挙げて潰していく、仕事を進めていく、決断していくのだ。

 

ゴールから逆算して考えると、簡単でシンプルに進められる。

 

必要な時間を捻出する

 

より効果的に一日を使うために、無駄がないかどうか、検討してみよう。

 

・訪問時間をもっと増やせないか。
アポイントを取らずに訪ね、担当者が不在だった事はないだろうか。
・得意先一社あたりの滞在時間を短縮したり、重要度によって、時間を変えているか。
期待の薄い取引先で世間話をしたりしていないだろうか。
・移動時間を短縮できないか。
道路が混んでいる時間帯に移動しているために、移動時間が長くなったり、ルートに無駄がないだろうか。
・同僚の営業パーソンに比べ、時間配分はどうか。
綿密に計画して行動しているか。空き時間も上手に利用しているか。

 

260字の秘密

 

日本人の最も聞きやすい話しのスピードは、400字を1分30秒程度らしい。平均的な日本人が1分間に話す文字数は、267文字ということになる。

 

人間のコミュニケーションは、相互作用なので、あなたが一方的にまくし立てれば、たいがい相手はイヤ気がさすに違いない。

 

ちょっとした事を2つ3つ話そうと決めておく。そうしておいて、次には、ちょっとした質問をして、相手にバトンを渡す、そしてまた、自分の話しもするといった調子で進めていくのだ。

 

自分の言いたい事だけを全面に出すのではなく、「あなたの事を知りたいのですよ」という姿勢に徹することだ。話しのしやすいスピードと、コミュニケーションである事を心して臨もう。

 

日々、勉強せよ

 

「営業パーソン精神は、いつかどこかで手に入る出来合いのものと思っている若者がいる。」(ジョン・H・パターソン)
「営業の達人は一日にしてならず。日々の努力が達人を作る。」(ジェフリー・ジトマー)
知識の幅を広げ、自分の能力を伸ばすこと、教養と意識を高めること、学ぶ意欲を持ち続け、そして、しっかりと頭に叩き込み、常に実践し続けるのだ。

 

あなたの学習には一生終わりはない。いつでも最大限の力を発揮できるように、不断の努力が必要になる。

 

時間は浪費する為にあるのではなく、あなたの為に投資する為にあるのだ。

 

「何かを学びとるんだ」という意気込み

 

人は多かれ少なかれ、他人から学びとったものに基づいて行動するものだが、そうすることは、自分のためだと意識して、習慣にしている人は極めて少ない。この世で経験を積んでいくには、目を見開いているのと同様に、注意深く耳を傾けていることも、非常に大切なことである。
接する全ての人々は、あなたの知らないことを知っているのだから、それについて教わることは、必ず価値があるはずだ。

 

自分の専門や興味のあることだけではなく、他の知識を得ていれば、関連した問題を解決したり、違う道筋や、答えを導き出してくれる事もあるだろう。

 

物事をシンプルに分解する

 

物事を複雑に捉えて考えるのは、出口を見失い、結局、途中でギブアップせざるを得ない。焼き付け刃の知識やテクニックで、頭をいっぱいにしても、それを活かせないのならば、考えるだけ無駄となる。
シンプル イズ ベストとよく言われる。本当に重要なのは何か、という一点に焦点を絞って結論を導き出すのである。

 

情報通になるための原則

 

情報が重要な事は、もう言わずと知れた事だろう。

 

しかし、インターネットをはじめとする、メディアの発達で、情報の洪水とも言われ、本当に必要な情報を集め、それを効果的に活用するのは難しい。それをうまくできるのが、現在の情報通だろう。

 

 

 

三大原則

 

1.知ろうとする強い意欲をもつ

 

何かを知ろうとするのに、実際の行動に移さない人がいる。人に聞いたり、本やネット等で調べたり、と行動を起こそう。

 

2.好奇心をもつ

 

新しいこと、珍しいこと、知らないこと、きれいなものなどに心を動かされると、広範な知識が身につき、物事を深く掘り下げて見ることができるようになる。

 

3.問題意識をもつ

 

問題意識を高くしておこう。アンテナの感度が悪いと、せっかくのいい情報も、素通りすることになるだろう。情報源に寄っていくことができず、取捨選択も誤ることになる。

 

電話対応能力を高めよう

 

アポイント無しで突然訪問する事は少なく、まず、電話でアポイントをとり、そして会う。

 

その時の第一印象は重要であるが、その前の電話対応も、とても大切である。
電話をとった時も、「どこの誰」から「何時」に「どんな話し」をしたかを、メモに残すべきです。

 

かけ直すと言われた場合でも、その旨をメモに残せば良い。
電話は大事な第一印象です。声の調子だけではなく、言葉遣い、電話の切り方、切った後の対応も重要です。

 

最高を求めるからすぐにできない

 

最高の仕事をしようと思うと、気負ってしまい、なかなか最初の一歩が踏み出せない。

 

準備や構想を錬ることは不必要ではないが、そればかりになってしまい、結局は何もしていない事はないだろうか?

 

それこそ最高どころか、最低ですらない。適当にやればいいという事ではないが、たとえ最高の仕事ができなくても、自分なりに最善を尽くせば良いのだ。

 

今すぐ行動に移し、最善を尽くせば、必ず良い結果を生み出す。

 

 

 

肯定思考は可能にし、否定思考は不可能にする

 

1.思い込むことは、必ず実現する。
2.習慣的なプラス感情は、人生を勝利に導き、習慣的なマイナス感情は、人生を敗北に導く。
3.マイナス感情は敗北に拍車をかけ、マイナス人生を際限なく拡大していく。
4.物事は気にすればするほど悪化する。

 

「仕事は嫌なものだ、仕方がないから会社で働く」といった思考では、ますます仕事が嫌になってきて、熱心にできないので良い仕事はできず、評価も低く収入も増えない。
逆の思考では、良い仕事をし、評価も上がり、収入も増える事だろうし、地位もあがる。
否定的に考えるのと、肯定的に考えるのとでは、天地の開きが出でくる。

 

自問自答する

 

自問自答と悩む事は別である。自分で問いかけ、自分なりの回答を得ると、普段気が付かない事や問題点、そしてその本質を探る事ができる。

 

不備、不具合、その他のうまく行かない事柄に追いかけられ、悩むというネガティブな方向ではなく、新しい道を切り開く為に、自問自答をし、自分や自分の人生等をより良いものにしていこう。

 

ミッションは紙に書く

 

紙やホワイトボードに具体的なミッションを書いておこう。話すだけでは、言った方も、言われた方も、曖昧になってしまう。その場だけのやる気になったり、次にどうしたらいいか、わからない。

 

各人のミッションや目標を書いて置くと、それぞれがどんなミッションをこなしているかが一目瞭然で、上司も自分の出した指示を忘れないし、部下も取り組むべき課題がはっきりしてくる。

 

意味のある苦労こそ、夢への距離を縮めてくれる

 

夢・目標を明確にしたら、そこに関係のない苦労は、お金をもらってもする必要がない。

 

逆に、その夢・目標に絡むことに対してのみ、買ってでも苦労をする、それでいい。それが意味のある苦労になる。
回り道をしている暇はない。最短距離で実現する工夫が求められる。情熱をもってチャレンジする事は大切だが、回り道となるようなものは、選択肢からはずしても良いだろう。

 

そして、やると決めたら最後までやり遂げるのだ。

 

「感動する力」と「自分を発見する力」

 

感動から出発した仕事は、いい仕事である。

 

もしも感動がなかったら、その仕事との取り組み方のどこかに問題があるのだ。視点を変えて、その仕事を見つめ直した時、それまでになかった感動が涌いてくることがあるだろう。そこを出発点にして出直すのだ。
素直に感動し、それまで何も感じていなかった現象に疑問を抱く。子供のような心を再発見する。それが自分を発見する力だ。

 

未来図から逆算する

 

先見力は、いまの風向きから未来を予想するだけではない。未来の風景を思い描き、そこから逆算して、現在の中にその伏線を探すことである。やがて果実になる小さな芽を、いまの風景の中から見つける力である。思い描いた未来図を、仮説やデータで裏付けされた道筋を遡り、その作業の中で隠されている芽を探すのだ。
未来図を描くイマジネーションに自信のない人は、他のものや、適当なモデルを設定してみるのも良い。

 

確率の高い先見力を目指そう。

 

計画は目的地へ導いてくれる地図

 

「行動計画を立てれば、交差点で次の行き先がわからずに、まごつくことはない」(ジョン・H・パターソン)
「目標はあなたを成功へと導く地図」(ジェフリー・ジトマー)

 

 

 

しっかりと計画を立て、自分のたどるべき道筋をきちんと確認すれば、より早く大きな成功が可能となるだろう。モーゼだって、地図を持っていたならば、約束の地にたどり着くのに40年もかからなかっただろう。
簡単で効果的な方法がある。

 

ポストイットを用意し、思いつくだけ目標を書き出し、目につく所に貼っておく。

 

いつでも、目標を見るたびに、行動を少しずつでも進んでいけば、いつかはたどり着くことだろう。

 

達成した目標は剥がして、寝室にでも貼る事にすれば、自分の成果に感動すること間違いなしだ。

 

相手の心を読む

 

ビジネスにおいて、重要なのは、新鮮で豊富な情報である。

 

相手の表情や、ちょっとした身振り、声の抑揚等、すべてが有用な情報で、相手の心理を見抜き、そこを突いていけば、成功への近道となる。

 

心理的に優越できれば、色々な戦略を先手で攻められ、絶えず相手に一歩先んずることができる。

 

ちょっとした行動、つまらぬ行動、取るに足らぬ行動と思われる様な事こそ、真実は隠されている。

 

気をつけて観察するという、訓練を積んで、見過ごす事のないようにしよう。

 

判断基準

 

日々、何がしかの判断に迫られていることでしょう。選択枝があるもの、ないもの、小さな判断の連続であったり、大きなリスクと隣り合せの判断を迫られる事もある。今では、こうしたあらゆる判断を、社員に任せられるようになってきた。

 

しかし、何らかの判断をしなければならないとき、迷う事も出てくる。その時は、勇気を持つことが必要だ。

 

「良心に従い、良いと思う事はすぐに行い、悪いと思う事はすぐに中止する、勇気ある行動を癖づけること」である。

 

右か左か、進むか引くかの判断する時、この考えを基準にし、行動規範とするのだ。

 

正しく生きる為の、正しい判断となる。

 

自主独立

 

何事をなすにあたっても、自主独立の心を持たず、他をあてにし、依存していたのでは、真の成功はおぼつかず、その基盤は極めて脆弱なものになってしまうだろう。

 

「独立の気力なき者は、国を思うこと深切ならず(福沢諭吉)

 

独立心のない者が、何千、何万と集まったとて、それは 所詮、烏合の衆にほかならない。

 

国だけではない、会社でも社員一人一人に独立心がなければ、同じことである。

 

独立心の涵養こそ、盛衰を左右する重大なカギ である。

 

自分が主役のシナリオで行動せよ

 

売れない営業パーソンは人頼りである。

 

どん底不況と言われる中で、なかなか思うような結果が出ないことが多いだろう。グチが出てくるのもしかたがないかもしれない。気持ちはわかるが、しかし、グチっても、何も解決にはならない。「あなたさえ、会社さえ、商品さえ、景気さえ、変わってくれたならば」なんて、拝んでいる、これを人頼りという。
自分の人生は自分が主役である。

 

この事を忘れ、上司や売れない商品に引っぱり回され、自分の人生の主役を奪われてしまっている人が、結構いる。

 

出来具合が悪いのが、誰のせいかは、ひとまず置いておいて、これからより良い状況をつくるためには、どうしたら良いのかという事を、具体的に実行していこう。そうしなければ、何も改善されないし、悪くなる一方である。
売れる営業パーソンは自分が主役で、成功するシナリオを描いている。

 

そして、それが実現するように、手を打ち続ける。グチの矛先にしている相手など、はじめから眼中にしていてはいけない。

 

道は必ず開ける

 

人間は苦しくなると、どうしても悲観的な見方に傾いてしまい、落ち込んでしまう。

 

しかし、土壇場に追い詰められた時こそ、「ここまでやれたのだから、まだやれる。」と達観しよう。

 

そして、「道は一つどころか、二つも三つもあるはずだ」と奮起するのだ。

 

「自分がやったことは、まだ自分がやれることの1/100にすぎない(豊田佐吉 豊田工機創始者)

 

「苦しい時ほど笑え(キリスト)」苦境に立った時こそ、プラス思考が大事だ。
失敗したり、苦しんだりしながら、幸福をつかんでいく。

 

失敗にめげないプラス思考を持ち、明るいものの考え方、信念を持てば、道を必ず開け、乗り越えていける。

 

目標を決めたら、同時に期限も決めよう

 

仕事は完成まであるだけの時間がかかる”(ノースコート・パーキンソン イギリスの歴史家)

 

誰もが痛感していることだろう。「いつでもいい」と言われると、いつまでも終わらない。なぜか?

 

気がゆるむからだ。

 

まだ期限まで時間がある、と後回しにできる事に時間を割くようになる。

 

更には仕事の質も高まらないという弊害もある。

 

期限を決めれば、コツコツと着実に目標を達成することができる。

 

本は頭ではなく、手を使って読め

 

私たちの頭はすっきりとしたまとまりを好む”(ゲシュタルト心理学の法則)という傾向がある。

 

何かを理解するときにも、なるべくすっきりと整理させておくと、頭にすんなりと入ってくる。

 

そのためには、箇条書きや、図を使うなどして、内容をまとまりとして扱えば良い。
因果関係を「」を使って表わしたり、並列の関係を「=」を使って表わす等、記号を使って文章の構造を明確化すれば、結論がどこにあるかもわかりやすくなる。

 

本を読む時は、手を使って、線を書いたり、矢印を書いたり、キーワードを括ったりしながら読んでみよう。
 本だけではない、頭の中も秩序化して整理する事も必要だ。

 

すぐれた時間感覚が競争力を生む

 

時間コストに鈍い人間や会社は、これからどんどん競争力を失い、逆な人間や会社は伸びていく。

 

時間短縮ビジネス、企業活動のムリ、ムラ、ムダを無くし、効率を向上させる等、スピードを上げることが、勝ち抜くための必要条件となる。
時間をどう考え、どう有効に扱うか。

 

時間がない、忙しい、はビジネスパーソンがよく口にする言葉だ。

 

しかし、やりたいことが明確になれば、時間は工夫次第で、いくらでも「増やせる」ものだ。

 

移動中などの、一見どうにもならない様な時間も、可処分時間とできる人や企業が競争力をつけるのである。

 

人は人から学ぶ

 

人は人から学ぶものである。色々な書物等があるが、一生の内に最も影響を与えてくれるのは、どちらかというと、人から学んだ事だろう。

 

直接教えてもらう事もあれば、その行動を見て、取り入れる事もある。反面教師的な事もあるかもしれない。言動や体験を通じて、先人の知恵を学ぼう。

 

営業を楽しもう

 

営業職の醍醐味は、売り上げの数字だけではない。もちろん、数字を目標に、仕事をする職業であるのだが、それだけでは、日々のプレッシャー等々、楽しい事ばかりではなくなってしまう。

 

しかし、それに、人との出会い、そして付き合いをプラスしたならば、辛くなりがちな営業職も、きっと充実したものになるはずだ。

 

さらには、財産になるはずだ。せっかく多くの人と出会うのだから、それを大いに楽しもう。

 

「必ずうまくいく」と確信する

 

「ツイている人」と「ツイていない人」がいる。この両者を振り分ける決定的なカギが「人格」。

 

そして、人格の底に流れている「器量」の大小と「自信力」の差である。人はその器以上に大きくなれない。

 

つまり成功するかは、その人の器の大小と、自信にかかっている。
成功を遂げた人は、器が大きく、モノの考え方と表現が明るく、何事にも積極的である。

 

絶えず前向きに働きかけている。加えてこの様な人達の最大の特徴は、確信の強さだ。

 

「たぶん大丈夫だと思う」ではなく「必ずうまくいく」と確信している。

 

客観的に観察しよう

 

仕事の場で、「すねる」ことにはじまる「悪循環」から脱出する一つの方法として、自分を客観的に観察してみることが良い。

 

「すねる」とは、愛してもらいたい、関心をもっと引き付けたいという気持ちが満たされず、わざとねじれた態度を見せることだ。

 

ところが、すねれば すねるほど、無視されがちで、無意味だ。
「観察」とは、鏡に向かうことで、この場合、本物の鏡でも良い。

 

不祥事に揺れる大会社等は、鏡をあちこちにおいて、折にふれ、自分の姿を写していれば、自分の行っている行為の恥ずかしさに、気付くことができたかもしれない。
もう一つは、自分の心の中の鏡だ。

 

絶えざる自問自答こそがそれだ。自問自答を繰り返すことで、組織という名前の座標のなかの、自分の位置を確かめておく。

 

注意を引くために、キャッチフレーズに凝れ

 

文章を書く時、人と話しをする時を問わず、キャッチーでないと、相手は注目してくれない。タイトルや出だしを凝ってみよう。

 

1.内容を要約
:
最も伝えたい事を、そのままダイレクトに表現する。

 

2.体言止め
:
タイトルは短いほどインパクトがある。長くてもかまわないが、間延びした感じにならないように、体言止めを使い、しめると良い。

 

3.疑問を投げかける
:
疑問形にすると、気持ちを引きやすい。相手が一瞬考えなければならず、頭に残り易い。

 

4.ぶつ切りにする(文章の時)
:
中途半端な形で文を終わらせてしまうのも良い。その先を知りたくなる気持ちになる。次の展開を期待させる誘導法になっている。

 

相手のメリットに主眼を置こう

 

新規開拓でアプローチをかける企業は、企業概要は知っていても、ニーズや興味をまったく知らない。

 

先方も、こちらの事がわからないので、いきなり押しかけたり、電話をかけてきたりしても、迷惑がられるだけだ。

 

そういう相手に、セールストークを切り出して も、「間にあっている」と言われるのがオチだ。
だから、面識の無い見込み客に対する第一声は、まず相手にとってのメリットを強調する事から始めよう。

 

無駄をなくすとか、売り上げがアップするとか、相手にとって、インパクトの強い話しをして、興味や関心を引き出すのだ。こちらの都合で商品を売りつけるのではない事を、認識してもらう。
「ぜひ買って下さい。」では、価格交渉になってしまい、対等の商談を進める事は困難となる。

 

双方にメリットがなければ、商売とは言えない。

 

気がついていない問題点は無いか

 

問題の解決には、まず、問題点を洗い出し、改善できるものと、できないものを振り分る。

 

改善できるものに、優先順位をつけ、どのようにしていくかを決める。
しかし、それ以前に、「気がついていない問題点」があるかもしれない。

 

過去の経験だけに基づいていると、新たな問題として起こっている現象を見落としてしまうことがある。

 

問題に気がつかない事が最大の問題、となる事がある。
次々と新しい問題が発生する昨今では、そのつど、新しい解決方法を新しく作り直していかなければならない。ありきたりのノウハウでは、通用しない時代となった。

 

すべての責任は自分にある

 

あなたが、今の状況にあるのは、すべて、あなたの思考と行動の結果です。

 

誰のせいでもなく、社会のせいでもなく、自分自身の責任です。
いつまでも、自分の思い通りに動いてくれない社会や、人を恨んだり、憎んだりするだけでは、状況は何も変わらないし、自分自身の人生も停滞するだけです。

 

社会や他人に期待するより、自分自身を動かして、物事を好転させていく方が簡単です。
責任逃れをしたところで、問題が解決できる訳ではありません。

 

すべての責任は自分にある、と腹を据えると、そのときから人生はプラスへと転換します。

 

プロセールスパーソン10の心得

 

■販売に不可能はない
■不屈の精神力と情熱を持て
■目標と信念を持って進め
■話題を持て
■先入観を捨てろ
■今やらなければならない仕事は今やれ
■断わられることを恐れるな
■時間に追われるな
■お客さまに喜ばれる「何か」を提供しろ
■会社の方針や戦略を活かせ

 

聞かれたら、自分の意見を言おう

 

意見を聞かれたら、何でもいいから、話しを始め、自分なりの意見をはっきりと言おう。

 

仮に的外れであっても、何も言わないことに比べれば、何十倍も価値 があります。

 

発言しなければ、その人は居ないも同然で、存在価値はゼロです。

 

質問をする人は何故、あなたに意見を求めているのか、何の為に聞いているのかも、考えなければなりません。
もし、上役の面子が潰れる等の心配があっても構いません。

 

自分の意見をはっきり述べて、もしそれに上役が納得しなければ、その場で議論すればいいのです。

 

もし反論がなければ、その意見は支持されたと考えるべきでしょう。

 

どのような意見でも、問題の解決に繋がったり、物事が発展する可能性を含んでいます。

 

「おとなしさ」は日本の文化では美徳かもしれませんが、仕事としては、悪徳になる場合があります。

 

伸びている企業

 

1.知恵を出し続ける企業体質である。
2.経営者が「今こそビジネスチャンス」とプラス思考である。
3.優位化戦略の独自の商品を持っている。
4.経営者に「やる気」と「行動力」があり、「変化」に強い企業体質である。
5.顧客第一主義を徹底、実践している。
6.知恵を出す人材を育て結集している。

 

企業は、創意と工夫の継続と、どのような変化にも対応できる様にならなければならない。

 

それには知恵や、経験も必要だ。

 

 

 

【知恵の出る7つのポイント】

 


■責任感と真剣さが一番
■苦肉の策こそ知恵の宝庫
■雑談の中に知恵が湧く
■柔軟な発想と遊ぶ心

 

■目的と目標を明確にする
■知恵は現場にありと自覚する
■自由闊達な社風
「知識や経験は、貯めるものではなく、使うものである。また、知識や考えは、教わるものではなく、自ら創るものである。」どんな困難な状況でも、知恵があれば、必ず新しい道が開ける。

 

コメディー映画を観て、心を広くしよう

 

「笑い」というものは、私達の心の緊張を取り払い、リラックスしたムードを作る働きがある。

 

また、思考を柔軟にし、固定したモノの見方に陥らないようにする効果もある。

 

つまり、直観力を高めるには、「笑い」が必要なのだ。
笑い上戸の人ほど、楽しく生きていけるし、発想力も豊かで、逆境に陥っても、そこから脱出するためのアイデアをいくらでも出せ、追い詰められることがない。
「笑い」のセンスを磨き、発想力や直観力を鍛えよう。

 

強い意識が行動を変える

 

“意識を変えると、行動が変わる。その行動を継続しつづけると、やがて、それが人格となる”

 

まずは、自分の理想の姿を思い描くことが重要で、それが明確であれば、今何が必要かがはっきりし、それに向かって行動できます。

 

意識を変えただけでは、何もまわりは変わりません。

 

行動することが何よりも重要です。そして、継続し続けなければなりません。
苦しい時は、意識を変える前の自分との闘いです。

 

その闘いに勝ち、やがて、穏やかな気持ちで行動できるようになります。

 

自然体で振る舞う事ができるようになり、潜在意識の中に溶け込み、人格として確立します。

 

成功している時こそ
次の成功を手に入れるための準備をしよう

 

自然界には四季があります。実は、ビジネスにも「四季」があるのです。

 

最初はそこそこの売り上げだったものが()、爆発的に売れ出し()、その後、落ち着き始め()、最後には売れなくなる時期()が来ます。

 

売り上げのカーブは、ちょうど自然界の四季における気温の変化のように山なりのカーブを描くのです。

 

この「四季の法則」を心得ている人こそが、成功を長続きさせることができるのです。
成功を長続きさせるコツは、「夏」の時期に慢心せず、この時期こそ、来るべき「秋」や「冬」のための準備期間であると知る事です。つまり、成功している時こそ、次の成功を手に入れるための準備期間なのです。

 

社会人として必要な能力とは

 

1.一つの事に集中できる能力
2.人の話しを正しく聞く能力
3.物事を観察する能力
4.難しい課題にぶつかっていく勇気
5.最後までやり抜く忍耐力
6.創意工夫する能力
7.空想する能力
8.自分の事は自分でする自立心
9・常に絶やさない笑顔
10
.他人をねぎらう優しい心

 

多忙な日々の中で、以上が欠ける事なく、過ごして行く事ができるだろうか?

 

言われてみれば、当り前の事ばかりかもしれないが、常に努力し、社会人として、一歩高い人物になろう。

 

仕事の縁を連鎖させる

 

2度3度お願いする(される)うちに、信頼のパイプは太くなる。

 

もし誰かに「いいところ()知らない?」と聞かれれば、自分が頼もうと思っているところ()を紹介する。そこ(その人)は、自分との仕事を通じて、別の仕事も得てしまうのだ。
仕事は、そのように芋蔓式に拡げていくものだ。

 

ある仕事は、別の仕事につながる絶好の機会となる。

 

そもそも仕事のほとんどのケースは、偶然の出会いや、縁で成り立っている。

 

縁を生かし、連鎖を生むには、印象を良くしておかなければだめだ。

 

仕事がうまくて不機嫌な人よりも、仕事では少々落ちても、ご機嫌な人に依頼したくなるのが自然な感覚である。

 

仕事とは、基本的に厄介なものだ。その面倒くさい事柄を、一層暗くするような人とは、あまりやりたくない。

 

人情として、仕事はとにかく楽しくやりたい。

 

一緒に喜びをもって仕事をできる人に、ポジションというのは、回って来るようにできているのだ。

 

疲れたら無理に続けないで休憩しよう

 

睡眠不足が続くと、人間は判断力・思考力・動きが鈍ってきて、集中力も欠け、簡単なミスや間違いも多くなります。「今休むとみんなに迷惑をかけるから」と思うかもしれませんが、実は「今休まないと迷惑がかかる」というのが正解です。
今だったら、ちょっとした仮眠で復活するかもしれませんし、2~3日残業を止めて休養をとれば、またバリバリと働ける体に戻るでしょう。

 

しかし、疲れたまま仕事を続けていれば、抵抗力も低下しますので、体を壊す可能性が高くなり、倒れてしまうかもしれません。そのまま療養ということになれば、それこそ迷惑をかけてしまうのです。風邪を引きやすくもなるので、周囲の人にうつしてしまうことにもなるかもしれません。
疲れても無理して働くよりも、少し休んでリフレッシュした方が、迷惑をかける度合が少なくてすみます。

 

健康だから、良い仕事ができるのです。

 

なぜ一番・一流を目指すのか

 

例えば、あなたの勤める会社のサービスが、すべての面で一番でなかったらどうでしょうか?

 

お客さまは満足しません。

 

もしあなたが、そのサービスを利用しているとして、他のサービスに劣っているとしたら、どう感じますか?

 

また、知人より、他の方が良いと紹介されたら、「そっちにすればよかった」と思いませんか?

 

つまり一番でなければ、お客さまが喜んでサービスを受け、お金を払ってくれないのです。
お客さまは常に、自分が払うお金の対価として、最高の物・サービスを買いたいと思っています。

 

そんな気持ちに報いる事ができて初めて、お客さまから笑顔がいただけます。
それと同時に、それを提供した人たちも、誇りを持ち、笑顔になれるのです。

 

心の体力をつけよう

 

人が仕事に閉塞感や倦怠感を覚えたり、無気力になったりするのはすべて、夢・目標が見えていない証拠です。常にモチベーションを高めておくことが必要になります。
モチベーションと共に大切なのは「体力」です。

 

一つは「体の体力」もう一つは、あらゆる状況に負けない「心の体力」です。

 

すなわち、誇りを持つこと。誇りを持てば、自分の判断力・決断力にも自信が持てるようになり、強い心を持てるようになります。

 

「知ってるつもり」はよく知らない人がいう

 

よくわかっているつもりでも、説明してみると、うまくできないことがある。

 

だから、説明をする際には、頭の中だけでまとめておくのではなく、次の事を実践してみよう。

 

・紙に書き出して、よく整理しておく
・わかったふりをしない
・恥ずかしいと思わずに、人に尋ねる

 

「電話は会社の顔」あなたの第一声は
会社のイメージを左右する

 

「声は人なり」、声はその人の人格なのです。会えばわかりますが、電話対応では判断できません。

 

唯一の判断材料になるのが声です。ハキハキした声の人は間違いなくいい印象を持たれます。
どんな声質の人であっても、良くしようと心掛ければ、必ず成果は出るものです。

 

日頃から、少しでも魅力のある声の持ち主になろうという思いを抱いている様にしましょう。
元気な対応をしていれば、会社のイメージがグッと上がります。

 

本気で対応している会社の社内の雰囲気は、熱く燃えていますから、他社との優位性にもつながります。
筋肉運動、腹式呼吸、口の開閉、発声練習等に取り組み、また、話す時は笑顔で話すと、声のトーンも明るくなります。ぜひ、練習をして下さい。

 

人に動かされるのがうまい人は、人を動かすのもうまい

 

「使い上手は使われ上手」という言葉がある。要するに、人をうまく動かそうと思えば、自ら率先して人のために動かなくてはいけないということである。
人のために動くといってはいるが、実際は自分の考え方を通したいと思っている上昇志向の強い人物のことである。いわれる前にやれば、かなりの部分で自分の裁量が発揮できる。この自分の考えを通したいという気持ちが、上司、部下を問わず、相手に対する説得力につながり、結果的に人が動くのである。
人のために動いてきた人は、どういう態度・行動・言動をすれば、気持ち良く人が動くのかを、自分と照らし合わせられるので、できない事やイヤな事を押し付けたりする事はない。

 

Give and Give and Give

 

実践しても、今すぐに運が良くなるのではありませんが、ギブ・アンド・ギブ・アンド・ギブを実行してみましょう。

 

見返りを一切期待せず、徹底的に人の相談に乗り、手助けをしてあげるのです。

 

それを実行することによって、あなたの大ファンがどんどん増えていくのです。

 

そのファンの人達は、あなたを尊敬し大好きになりますから、いい事や大事な情報、つまり運を持って来てくれます。時間はかかりますが、必ず運は良くなります。

 

自分の感情に名前をつけてみる

 

感情に振り回されるのは、ネガティブな感情とつき合うのが下手だからである。その感情も自分の一部である。そこで、それに名前をつけてみよう。
たとえば、すぐすねるようなところがあれば、それに「スネオ君」。見栄っ張りな部分は「ミエ子ちゃん」。そして、それぞれを研究してみる。もっと色々なあなたがいるかもしれない。
擬人化セラピーと呼ばれ(?)、これはネガティブな感情だけに限らず、自分自身を見つめることである。

 

ヒアリング上手になろう

 

人間関係を良好に保つには、相手の言う事を良く聞き、理解する事が大切だ。

 

お客さまからのクレームの原因は、理解不足による間違いがある。

 

どうすれば、ヒアリング上手になれるのか?

 

あなたの周りに上手な人がいたら、どのような仕草なのか、聞き方なのか、応え方なのか、よく観察してみてみよう。きっと参考になるはずだ。

 

具体的な事例が、最も速く伝わる

 

お客さまとかかわっていくには、お客さまとの接点を具体的な事例を介して持つことが大切です。

 

抽象的なことではなく、具体例を伝えよう。

 

極意は単純かつ明快なものだ

 

「難解なるは偽物なり」と江戸時代の儒学者、伊藤仁斎が言っている。

 

「難しくてわからない」のは、頭が悪いからではない、現実に根ざしていない観念的なこと、抽象的なことを言っているのである。
どんな“道”も極意は単純明快である。

 

千利休は「茶はただ湯をわかして飲むばかりなり」と言っている。これが茶道の極意である。

 

茶道の難しい作法は、歴代の弟子たちが権威を高めるために積み上げてきたもので、作法どおりできても、茶道を極めたとは言えない。

 

単純明快が良い。

 

 

 

商売は
物やサービスを売って儲けることなり。
経営は
人物、お金、情報を活かして使って、利益を出すことなり。
教育は
欠点を直し、長所を伸ばして、人を成長させることなり。

 

突発事項に対処する

 

営業にクレームなどの突発事項は付き物です。

 

営業パーソンは、それが起こるものと想定し、対処方法を身に付けておくべきでしょう。
まず、行うべきことは、すぐに顧客に電話をかけることです。

 

連絡を先延ばしにすると、顧客の怒りをかい、大変な事態を招くこともあります。

 

次に、電話をしたその場で、その後の対処方法を判断します。

 

 

 

クレーム処理のために訪問したら

 

  1. まず挨拶し、謝罪する。
  2. もし、顧客が感情的になっていたら、言いたいことをすべて言ってもらう。
    (
    うなずきや反復を繰り返して、聞き役に徹すること。余計な言い訳をしない。)
  3. 顧客が冷静さを取り戻したら、もう一度状況を問いかけて正確に聞き取る。
  4. もし、顧客が誤解していることがわかったら、丁寧に説明し誤解を解く。
  5. その場でクレームに対する、あなたの対処方法を提案する。
  6. いつ、何をするのかを、しっかりと約束する。

 

湯船に浸かろう

 

日々、仕事に打ち込まれている方(そうでない方も?)は、お疲れの事でしょう。

 

その疲れをためないためにも、シャワーだけではなく、湯船に浸かりましょう。
そうする事により、リンパが刺激され、老廃物が排出されやすくなります。

 

皮膚表面を軽くなでてあげると、さらに効果的です。

 

ぬるめのお湯に、ゆっくり、リラックスして入りましょう。

 

まずは一つ変えてみよう

 

実績が伸びない原因は、どこにあるのかを考えてと、一つではないことに気づきます。

 

もっとも大きな原因は、何かといえば、それはわかりません。

 

主観的に一応答えは出しますが、確実ではありませんし、人間は、そんなに単純ではありません。
原因解決の為に、努力することはいいことですが、何もそれだけに目を向けることはありません。

 

原因は絡み合っているので、取り組むべき課題は、何であってもいいのです。

 

重要な点は、一つ課題を決めたら、がむしゃらに突き進むことです。全身全霊を傾けて、結果が出るまで続けることです。取り組むべき課題は何であっても、結果が出るまで続ければ、すべてが見違えるほど変わってきます。
自分を変えることは大変な作業のように感じていたけれど、一つでいいのならそうな気になりませんか?

 

一つ変われば、すべてが変わります。

 

情報の便利屋になれ!

 

情報を送れば顧客があなたを頼り始める
どんなことでも相談されるようになってこそ、顧客からの信頼を勝ち得たと考えてよいでしょう。

 

そのための最短の方法が、“情報の便利屋”になること。

 

すべての情報に精通していることは無理です。しかし、すでに情報の便利屋と思われている営業パーソンも、実際には、顧客から尋ねられた後で必死に調査しているのです。

 

大切なのは、常に尋ねられる営業パーソンになることです。
どうすれば、情報通になれるのでしょうか?

 

ます、取引先に対して情報を提供し続けます。新聞の切り抜き、デジカメ写真などを、どんどん渡していきます。相手にとって価値があるものは少なくてもかまいません。とにかく顔を出す度に、提供するのです。

 

そして、必ず声がかかるようになります。

 

しかし、その場で知らない事があっても、持ち帰って調べて返事をします。たとえ良い情報が見つからなくても、その旨を伝えて、また何かあったら尋ねて欲しいと伝えましょう。

 

あなたも無意識に漏らしているかも

 

多種多様な個人情報があふれています。

 

よほど取扱いに慣れていないと、ふとしたことで漏らしてしまわないとも限りません。
データベースには、アクセス制限をかけていないと危険です。

 

パスワードもずっと同じでは、意味がありません。実際、他部署に異動した後、元のパスワードで情報を盗み見していたというケースがあります。
古典的な流出としては、顧客名簿の入ったカバンを駐車場や電車の網棚に置き忘れた、酔って寝込み、情報の入ったカバンがなくなっていた、という事件も起きています。要注意。

 

手慣れた仕事も白紙で見直せ

 

作る側と売る側という垣根を越えて、それぞれの領域に入り込むことで、従来考えつかなかったような新しい売り方や、商品が生まれる事があるという。
慣れた領域から一歩出て、立場を変え、見方を変えるからこそ可能になる事だ。
それぞれの分野には、業界特有の習慣や、常識のようなものがあります。
一つの分野に特化すると、どうしてもそうしたものに引きずられてしまいます。
それでは改善が止まってしまいます。あえてまるで異なる分野の商品を手がけることで、習慣や常識にとらわれないモノづくりを目指そう。
「白紙でものを見ろ」ものを見るときには、自分の経験や、知識を無理にあてはめようとするのではなく、先入観なしに素直に見ることが大切だ。そうすれば、改善の種はいくらでも見えてくる。

 

サービス精神旺盛になれ

 

サービス精神が旺盛なことは、営業をするうえで重要な要素だ。

 

お客さまに喜んでもらいたい、お客さまの要求を満たしてあげたい、こうした思いで奉仕する製品は大切だ。
お客さまに満足してもらいたいから売る、という気持ちで営業をやっている。

 

こうした気持ちで売ると、お客さまにもそれが伝わる。

 

自分の数字だけのために相手がどんな状況だろうと、とにかく売ってしまいたい、というのとは訳が違うのだ。
再び訪ねていくうちに、お客さまとも親しくなれるし、その後のお客さまのライフプランや国の制度、環境の変化などがあったときでも、相談やアドバイスができる。

 

そのうちに、お客さまはその満足感を口コミで広めてくれたり、ときには別のお客さまを紹介してくれたりすることもあるのだ。

 

本物になる

 

顧客の信頼を勝ち得るためには、自分が口に出す言葉のすべてに100%の責任をもつことだ。

 

そうすることで、自分がプロフェッショナルであることを相手に示し、口先ばかりではない信頼できる人間であることを証明できる。
見込み客との付き合いが始まったばかりの段階では、「些細なこと」以外にお互いを判断する材料は存在しない。

 

つまり、些細なことだけが、あなたに与えられた成功のツールなのだ。

 

口では気前のいい大きな話しをいくつも並べながら、「些細なこと」を実行せずにいるとしたら、凡百のセールスパーソンと何ら変わりはない。

 

5分後に資料をファックスで送ると約束したなら、その通りにする。そうしたことを続けていけば、あなたは営業パーソンとして頭抜けた存在になれるのだ。
人と人との関係は、信頼の上に築かれる。信頼は、事実の積み重ねの上に築かれる。

 

問題を解決する途中で、出会いがある。

 

目の前に問題がある時には、必ず人との出会いがあります。

 

問題を抱えている人は答えを求めてウロウロ歩きます。

 

答えを求めてウロウロする中で出会いが生まれます。

 

一生つき合えるような出会いは、自分が問題を抱えて走り回っている時にあるのです。

 

あなたがどうしたらいいか、答えを探しあぐねている時の出会いが、新しい価値観をもたらすのです。

 

悩んでいない人には、出会いはありません。

 

悩みが人と人を結ぶ媒介になっていくのです。
あなたが「あの本に影響を受けた」「あの本に感銘した」という本は、その本そのものの内容がすごいというだけでなく、その本に出会った時に、あなたが悩んでいた問題が大きかったという意味でもあるのです。

 

問題を発見して自分なりの仮説を立てる

 

競争力のあるビジネスパーソンは「問題発見仮説実行検証」のサイクルで仕事をする。

 

問題を発見して自分なりの仮説を立てることができるのは、ものごとの本質を見極めることに優れているからだ。
仕事を与えられると、考えられる仕事の仕方は次のいずれかだ。

 

・不満を抱きながら、言われただけのことをする。
(
「自分にはもっと向いた仕事があるはず」夢見つつ、実は自分で何ができるかわかっていない青い鳥症候群タイプ)

 

・仕事を与えられた以上、きちんとやろうとコツコツ真面目にこなす。
(
責任感は強く、作業にミスは少ないが、与えられた仕事以上のものは期待できない真面目な責任感タイプ)

 

・どうせやるなら効率的にやろうと、仕方を工夫する。
(
与えられた枠の中でも作業を改善しようと努力するが、改革まではできない向上心タイプ)

 

 これらとは次元の異なり、本質の部分を見抜き、与えられた仕事にこだわらず、本質の部分に対応した仕事を自分に作り上げるタイプになろう。

 

まわりからの逆風は、飛び立つための向かい風

 

批判の本質は、その人の意見表明です。その人が言っていることは、単にその人が感じたことで、真実かどうかは関係ありません。
また、その人の意見は、あなたの価値とは関係ないことも知っておいてください。
批判は自分を高める情報に変わります。

 

批判をドンと受け止めて、「自分を育てる材料をくれているんだ、ありがとう」と言えるだけの器の人間になることです。

 

その時から、あなたは応援される人になります。
批判をする人は、「あなたに良くなってもらいたい」という人です。

 

ここがわかれば、批判はあなたが飛び立つために吹いてくれた向かい風だということに、気がつくことができるでしょう。

 

つねに今以上を目指せ

 

「あなたの最高傑作は?」
「Next One(次の作品さ)(チャールズ・チャップリン18891977)
映画史上最も偉大な喜劇王とまでいわれながら、決して現状に甘んじることなく、つねによりよいものを求めて前進しつづけた彼の生き方そのものがこの言葉に凝縮されているといっても過言ではないだろう。

 

決して順風満帆という人生ではなかったが、映画製作への情熱は生涯衰えることがなかった。
どんな仕事であれ、ひとつところにとどまっていては、成長や発展はありえない。

 

昨日より今日、今日より明日、少しでもいいものをつくりたい、いい仕事をしたいというのは、人間だれしも同じだろう。

 

つねに"今以上"を心がけ、"今以上"の高みをめざすことは、生きるよろこびや充実感につながるはずだ。

 

ただ、もし「今」がうまくいかなかったときでも、「ネクスト ワン」といえる楽天性ももちあわせたいものだ。あまりにも肩に力を入れすぎていては疲れてしまうだろうから。

 

「あいづち+一言」で幅を広げる

 

あいづちだけではそっけないときに、プラス一言があいづちのバリエーションを増やす。気持ちを込めたあいづちを打とう。

 

あいづち+共感を示す一言

 

+よかったね
+大変でしたね
+おっしゃる通りです

 

あいづち+話し相手の気持ちを代弁する一言

 

+うれしかったでしょう
+お困りになりませんでした?
+助かったわけですね

 

あいづち+自分の感想や意見

 

+でもよくがまんしたね
+えらいですね
+私ならそうできなかったかも知れません

 

あいづち+自分の感動を伝える一言

 

+本当に助かりました
+ご配慮ありがとうございました
+感謝・感激です

 

「あいづち+質問」で幅を広げる

 

質問を加えると、あいづちの幅が広がるだけでなく、会話も広がってゆく。

 

あいづち+内容を確認する質問

 

+こういうことですか?
○○と考えてよろしいですか?

 

あいづち+話しを別の方向に向けさせる質問

 

+こんな場合はどうなりますか?
+こういう人には何と言います?

 

あいづち+話しがダレてきたとき、相手をリードする質問

 

+困りついでに、こういうのどうですか?
+ところで、先程の話し、もう少しくわしくお聞きしてもよいですか?

 

あいづち+終わりにする質問

 

+ほかに伺っておいた方がよいことは?
+ところで○○についてはどうお考えでしょうか?

 


説明をしているときに、途中で質問されると、話し相手は混乱することがあります。

 

相手の話しの要所要所を確認して聞き、一通り説明が終わってから質問した方が喜ばれます。

 

自分が何を伝えたいのか、はっきりさせる

 

何かを表現するときには、必ず、「自分が伝えたいもの」があるはずだ。

 

まずは、それをはっきりさせよう。これが第一歩である。
表現する前に、自分自身に聞いてみよう。

 

自分は何を伝えたいのか。伝えることで、何を手に入れたいのか。だれに伝えたいのか。それが明確になれば、ずっと表現しやすくなるはずだ。
自分が表現したいことがわかれば、全体の90%は終わったようなものである。

 

表現したいことの要点を出してみて、それを並べるだけで構成は決まる。

 

テーマを明確にすれば、構成も決まったも同然。テーマに沿って、重要なものを並べていけばいい。

 

道に迷うことこそ道を知ることだ

 

試行錯誤を繰り返しながら身につけていったものは、知識であれ、技術であれなんでも生涯自分の血となり、肉となって成功への基礎となる。
道に迷うこと、失敗を恐れてはならない。失敗をしないように、十分な準備をしてから行動しなければならないが、行動を開始したら徹底すること。

 

プロ意識を持つと、スピードが上がる。

 

お金を1円でももらう以上は、プロです。
サービス業は、人のためにやるのではありません。

 

最終的には、人を喜ばすことによって自分が喜ぶためになっているのです。

 

仕事は、自分のためにやらなければ絶対にうまくいきません。

 

「お客さまのためにやるのがサービス業」という解釈は、間違っています。

 

ウソをつかずに、ホンネの部分でとらえなくてはいけません。

 

まず、プロ意識を持つことです。

 

今、自分たちが何をやろうとしているかをはっきり認識することです。

 

「時間がない」は仕事逃れの口実に過ぎない

 

ヒルティは、『幸福論』の中で、

 

「まず何よりも肝心なのは、思いきってやり始めることである。仕事の机に座って、心を仕事に向けるという決心が、結局一番むずかしいことなのだ。一度ペンを取って最初の一線を引くか、あるいは鍬を握って一打ちするかすれば、それでもう事柄はずっと容易になっているのである。
ところが、ある人たちは、始めるのにいつも何かが足りなくて、ただ準備ばかりして(そのうしろには彼らの怠惰が隠れているのだが)、なかなか仕事に取りかからない。そしていよいよ必要に迫られると、今度は時間の不足から焦燥感に陥り、精神的だけでなく、時には肉体的にさえ発熱して、それがまた仕事の妨げになるのである。」と述べている。

 

話すのをやめて、聞こう

 

「人を説得するのにもっともよい方法は、耳を使うこと、つまり、聞くことだ」

 

(元米国国務長官ディーン・ラスク)
「議論のコツは、とにかく相手の話しを、じっくり聞いてあげること」

 

(ヨーク大学マイケル・ギルバート教授)
相手に話しをさせてあげる。それを積極的に聞く。

 

相手がしゃべっている最中には、それを受け入れてあげることが大切だ。

 

相手がまだしゃべっているうちに、 強引に割り込んで、話しの腰を折ってはいけない。

 

そうやって説得しても、相手はあなたの言うことを聞いてくれない。

 

相手の話しをじっくり聞いてあげなければ、たとえどんなに論理的な話し方をしても、その意見を受け入れてくれることはない。

 

人には、自分の話しを聞いてもらいたいという欲求がある。

 

真剣に話しを聞いてあげれば、相手は、これらの欲求が満足する。

 

この欲求を満足させることが、説得の秘訣なのである。

 

エキスパートを知っておく (他人の知識を使う)

 

「この件は、どこの誰がエキスパートか」つまり誰に聞けばいいかを知っていること。

 

日頃から人の仕事を注意して見ておく必要がある。

 

他人のことに関心がない人は、他人の知を使うことはできません。

 

そして、それらの人々へのマナーを忘れないことが大切です。

 

救はすべからく密にちかづくべし 緊密に助け合おう

 

互いに連携できていなければ、いくら全体として優勢でも、たやすく各個撃破されてしまいます。

 

だからこそ、互いに連絡をよくして、いざというとき、すぐ互いに助け合える状況を作っておくことが大切なのです。そのために、大事なことは、いざというときでなくても互いに連絡しあうことです。

 

ほめ言葉で相手の気持ちをよくする。

 

  1. 相手の具体的な行動をとりあげてほめる。
  2. ちょっとでもいいなと感じたら、すぐにそれを言葉で表現する。
  3. 相手の欠点ばかり見ないで、いい点を見ようとする。
  4. 相手をほめることは自分を高めることであり、相手をけなすことは自分をおとしめることであると肝に銘じる。
  5. ほめたからといって、自分が相手よりも価値の低い人間ではないことを認識する。
  6. 明らかに、歯の浮くようなお世辞は言わない。