「人権尊重」は“私”を大切にすることから始めます!
【「幸せに生きる権利」それが人権】
人は誰でも幸せにいきたいと思っています。
「何が幸せか?」は人それぞれ違っています。
「これが幸せだ」と、すべての人に当てはまる答えはありません。
私たちは、色々なことにチャレンジし、様々な体験を積み重ねながら、自分を成長させ、自己実現をしていく中で、自分の存在を確認しながら、喜びを感じているのです。
そんな“私”を周りの人たちが認めてくれたら、とても幸せな気持ちになれるのです。
【人権】
私たちが色々な人と出会うことにより成長していくための基本となるものです。
誰もが、こう生きたいと願い、夢や目標に向かってチャレンジしていけることが大切なのです。
自分の思いを信じて、その実現に向け精一杯努力し、実現できたら素晴らしいですね。
それを支えてくれる人がいて、自分の夢の実現をその人たちとともに喜べるでしょう。
こんな私の存在をみんなが大切にすること、それが「人権」なのです。
人権尊重は、まず自分自身を大切にすることからはじめるのです。
【人権を知る】
差別について考えることは、人権を知ること
差別されている人の思いを受け止めることができることは、人権を理解すること
自分を大切にしながら相手も大切にすることは、人権を尊重すること
自分の夢に実現にむけてチャレンジすることは、素晴らしいことです。
しかし、その実現のために、誰かを傷つけたり、その人の人権を踏みにじったりすることは許されないのです。
【差別】
自分に責任の無いことで自分の行動や行き方を制約されること、それが「差別」です。
●男女の役割意識が強く、家事や子育て、介護などは女性の役割だと考えから、自分のやりたいことも出来ずに、家族のために全てをささげている母親
●車椅子で生活していることで仕事をするのは大変だなと考えられてしまうことにより、自分の持っている能力を発揮するステージすら与えられない障害ある人たち
●契約形態が異なるため、指示命令に従って仕事をするのが役割だとされ、パッケージの中に閉じ込められたまま、自分の仕事への夢や希望を聞いてももらえない契約社員
さあ、皆さんはこのような人たちのこのような状況をどのように感じますか?
このような考え方が、人の行動を大きく制約していることに気づきましたか?
家庭を構成する家族や職場でともに働く仲間の思いをしっかり受け止め手見ましょう!
さあ、あなたは大切なパートナーとどのように関わりますか?
【「人権がわかる」ということ】
人権について学んだことを自分の生活や人生の歩みの中に生かしていくことなのです。
【【人権を守る】ということ】
自分らしく生きて生きたいと願い、夢の実現にチャレンジし、自分の人生を大いに楽しむこと。
そんな充実した生き方をお互いが大切にし、支えあうことなのです。
【多様な生き方を認め合う時代「共生の時代」】
経済活動のグローバル化や国境を越えての人の交流が進む中、人々がお互いの生き方を尊重しあいながら生きていく「共生の社会」が今求められているのです。
画一的な生き方や価値観を押し付けるのではなく、お互いの生き方や価値観を共に認め合う多様性が大切にされる時代なのです。
【「自分の生き方」を確かめてみよう】
「“私”はどう生きていきたいのか」と自分自身に問いかけてみよう。
「家族のみんなはどのように生きていきたいと考えているだろうか」を想像してみよう。
お互いの思いを実現できるために、どのように関わっていったらよいか考えてみよう。
【職場の中で【人権】を考える】
「“私”はどのような思いで働きたい」と思っているのか。
「みんなはどのように感じながら働いているのだろうか」
お互いの考えていることを理解しあわなければ、問題の解決は難しいかもしれませんね。
お互いが感じていることを理解しあえば、いろいろの問題は自然と解決できるのかもしれませんね。
お互いが目的を持って知恵を出し合えば、職場の人間関係の問題は解決に向かっていくでしょう。
グループで働くすべての人たちが、共に働く意識を持って
「お互いを理解し大切にしあう心」「お互いの思いを受け取り、配慮する心」「お互いの人権を尊重する心」が必要なのです。
そのためのコミュニケーションこそ、職場のパワーなのです。
【みんなが創る「元気の出る職場」】
グループで働く誰もが「元気の出る職場」を創り上げるためには、
○ 人権尊重という基本的ルールを守る力
○ ルールに沿って主体的に行動する力
○ ルールに基づいて話し合って、より良い答えを出すために調整する力
をみんなが持っていることが必要です。
◆ 社会に貢献するためにしっかりした目標を掲げ、その実現に向けてみんなが参画している職場 (ビジョン)
◆ 日々の生活の中で、自分の力を生かしながら、みんなで協力し、社会に貢献していること(成果)
◆ お互いがそれぞれの存在を大切にしあう職場風土を持っていること(存在感)
◆問題に直面したら、みんなで話し合い解決へと取り組む職場(改善)
こんな風土を持った職場で働く仲間たちは
心に余裕を持ち、人々の思いを感じ取りながら
より良いサービス、より素晴らしい商品を生み出す力を持っているのです
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